ビバップとは、平たく言うと、コードに基づいてアドリブフレーズを作って演奏していくスタイルになります。
★特徴
コードの知識(コードトーン、テンション等)が必要になります。
コードの変わる部分をフレージングすることが多いです。
実際に必要な知識について、ざっと見ていきます。
3) 頭の3小節
最初はゆっくりとフレーズを考えていきましょう!
小さなモチーフを想定して、そこから発展させてビバップらしいフレーズを作っていきます。
案外長いフレーズを丸覚えするよりも、小さなグループをアレンジしていく能力の方が実用的です。
ここは初めてのドミナントモーションを表現できるポイントです。
先ずは、ビバップ=コードの細分化、ということで、F7をCm7-F7に分割します。
その後、F7でのアプローチを色々考えていきます。
今度は同じ部分ですが、F7の裏コード=B7を想定。
それを更に分割して、F#m7-B7を考えます。
Wes Montgomeryが得意にしていたアプローチですね。