George Bensonの一番勢いがあった時代のインスト曲ですが、歌うようなフレーズが多くとても聴き易い曲ですので、未聴の方は是非チェックしてみてください。
オリジナルはこちら!
この曲は、とてもシンプルなコード進行で出来ていて、特にソロのパートは以下の2つのコードの繰り返しで出来ています。
① DM7 — この曲がDメジャーのキーなので、IM7でトニックのサウンドです。
②G/A — ベースがA(5渡)ですが、上に乗っているコードはG(IV)、もしくはEm7(IIm7)で、サブドミナントのサウンドといって良いでしょう。
この様に「トニック」と「サブドミナント」が交互に出てくる曲は沢山ありますので、この曲で練習しておくと、それらにも活用できます。
それでは、実際に弾いていきましょう!
1)メジャースケールで弾く/4度抜き
先ずはメジャースケールでアドリブしてみます。
歌うように弾くのを心がけて、ただのスケールの上下にならないようにしましょう。
また、トニックではアボイドになっている4度の音を抜いて弾けるように練習すると便利です。
2)ブルーススケールで弾く
ブルーススケールのフレーズは、メジャースケールのフレーズとはまったく違う雰囲気で、うまく使えばとても力強い、テイスティーなサウンドになります。
基本は、既存のフレーズのコピーが良いですが、どのような仕組みになっているのかをこのビデオで押さえておきましょう。
3)アルペジオを使って弾く
これは、ジャズ的なフレージングの基礎になっているアプローチです。
もう少し色々な知識が必要なんですが、簡単にいうと、コードの構成音をフレーズに盛り込むことでバックの演奏により調和した演奏になるということです。
今回は2つのコードのみですから、挑戦するにはもってこいですね!
4)アルペジオのフレーズ例
とはいっても、なかなか難しいので、フレーズの例をどうぞ。