オクターブ奏法といえばWes Montgomeryですが、それを発展させて独自の奏法にしたのがGeorge Benson  です。

具体的には、オクターブ離れた音の間に一つ音を入れることで３音同時に弾くものです。
実は彼は２種類の方法でそれを弾いていて、それぞれ特徴があるので見ていきましょう。
１）は、バッキングの時にダブルストップでオブリを入れるような感じで使いやすく、
２）は、ソロのクライマックスなど、存在感のあるフレージングに使いやすいと思います。
１）はダブルストップのフレーズを弾くことができる人は案外早く弾けるようになると思います。

１）3度のダブルストップ＋オクターブ下の音

２）オクターブ＋その間の弦にあるスケール内の音